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公開日:2016/08/19
今回は、当サイトでは初めてとなる、iOSの為のTipsを紹介します。
と言いますのも、FileMaker15から「許可される向きの設定」スクリプトステップのサポートが廃止予定となり、将来的に削除される可能性が出て来たので、代替機能のひとつとして、参考にしていただければと思い立った為です。
そこで、このTipsでは「 "許可される向きの設定" ができないのなら、全て許可してやる!」という、かなり乱暴な考えをベースに、iOSの縦方向と横方向の変更で、縦横双方の専用レイアウトに自動的に切り替える方法を紹介していきます。
なお、今回のTipsは、使用する取得関数の性質上「Pro13」以上でのみファイルを開く事を許可しています。また、iOSでなければ動作の確認はできませんので、予めご了承ください。
では、Tipsをご覧ください、内容は至って簡単です。
Tipsには、縦用と横用の対のレイアウトと、1つのスクリプトを作成していますが、今回のカギはスクリプト[T_レイアウト自動切替] で、そのスクリプトは、レイアウトのトリガイベントとして組み込んでいます。
このスクリプトでは、iOSの「向き」を取得して、それに合うレイアウトへ移動させているのですが、前提条件として、レイアウト名には「規則性」を持たせる必要があります。
今回の場合、レイアウト名の末尾に「縦」または「横」と付け加えて、別名称のレイアウトとして認識させています。これは、スクリプトで取得関数「Get( レイアウト名 )」を使用してレイアウト名を取得し、その後、iOSの「向き」から、末尾を「縦」か「横」に置き換える事で、レイアウトの自動切替を可能にさせる為です。
このように設定する事で、スクリプト1つで、縦横双方の専用レイアウトに自動的に切り替える事ができるようになります。
今回のTipsはお役に立ちましたか?
今年に入ってから顕著なのですが、打合せの際に、私がカバンからノートPCを出すと、先方が「Macではないんですかっ!」と驚愕したり落胆したりといった事案が、立て続けに発生していましてね。
今までそんな経験をした事はなかったのですが…そんなに、windowsは…ダメ、なの?
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